公益財団法人 スズキ教育文化財団

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奨学生からの手紙Letter from scholars

奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。

高校に入学してから7か月が経ち、学校生活にも慣れてこの高校が自分の居場所だと実感するようになりました。授業内容も難しくなり、必死で食らいついています。特に英語では、今まで学習した単語で補えないほど多くの単語を覚えなければならず、単語帳や辞書を使って繰り返し記憶しています。新しい言語を学ぶことはとても楽しく好きなので、これから多くの単語や文法を吸収し、英語を身に着けたいです。
部活動では、新人大会に出場中です。今は予選として動画を送り、本選に出場できるかどうか結果を待っている状態です。本選への出場が叶ったら、精いっぱい実力を出し切りたいです。

アイコン:高校1年 Fさん 高校1年 Fさん

高校に入学してから半年が経ち、日々の生活に体がなじんで入学当初よりも気楽に過ごせるようになりました。
部活動では、なかなか勝てなかった公式戦でも少しずつ勝てるようになり、自分の成長を感じています。強くなるだけでなく、心優しく礼儀正しい人になれるよう精進します。
勉強面では、上手く勉強時間を作れるようになりましたが、中間テストでは、テスト1週間前に体調を崩し、かなり悪い結果となりました。とても悲しいですが、この反省を活かして体調管理を徹底し、期末テストに向け万全の準備をしたいです。

アイコン:高校1年 Iさん 高校1年 Iさん

先日部活の大会で三重に行きました。先輩方はもちろんすごかったですが、レベルの高さに呆然とさせられ、多くの刺激をもらいました。
学習面では、得意な文系科目で1位をとることができました。ただ、苦手科目は成績が落ち込んでしまうので、学校の先生にもっと個別に質問することにします。

アイコン:高校1年 Iさん 高校1年 Iさん

最近は学校や予備校で模試が立て続けにあり、大変な日々を過ごしています。学校の授業も2学期になると、1学期よりもペースが速くなり、ついていくことで精一杯です。しかし、時間を見つけて予備校に行き、少しでも良い成績をとり自分の夢を叶えられるよう、勉強を頑張っています。
勉強を頑張る一方、最近は部活動と勉強の両立が上手くできず苦労しています。ですが、苦労もまた成長に必要なことだと思うので、これからも勉強に部活に頑張っていきます。

アイコン:高校1年 Yさん 高校1年 Yさん

音楽の授業で個人で演奏を披露する機会があり、日々ピアノの練習に取り組んでいます。今からクラスメイトの演奏を聴くのが楽しみです。
勉強面では、期末テストで良い結果が残せるよう精進しています。来年度から理系物理を選択することにしたので、これまで以上に内容が難しくなると思いますが、精いっぱい頑張りたいと思います。

アイコン:高校1年 Hさん 高校1年 Hさん

7月末の授与式は、自身にとって貴重な経験となりました。同年代の奨学生の決意や志に触れ、自分ももっと変わらなければならないと思いました。自分のスピーチで、十分な思いが話せず悔しく、自分を変えたいと強く思いました。
高校生になって7か月が経ちました。部活やクラスにも慣れ、日々楽しく学校生活を送っています。勉強では、以前まで英語に苦手意識を持っていましたが、最近論理的に問題を解くことができるようになり、自信と成長を感じて楽しく勉強できています。クラスにも仲間内で問題を解く過程を共有し合えるような関係を築けており、とても楽しく取り組めています。
私生活では、先日母方の祖父が亡くなりました。とても悲しいことではありますが、祖父の「頑張れよ」と強く僕の手を握ってくれたことが支えになり、自然と前向きな気持ちになることができています。この経験を一つの糧として、後悔の無い決断や行動を心がけ、家族を支えられる人物になりたいです。

アイコン:高校1年 Sさん 高校1年 Sさん

先日情報系インターンシップに参加しました。プログラミング言語を用い、ローコードでアプリケーション開発を行う業務で製品の設計開発体験をしました。企業でDX化が急速に進んでいることを知ることができました。
次に、夏休みにオンライン講座に参加しました。一般的なデータの予測から話題のChatGPTに用いられる技術までの講義を受けました。授業の中で実際にAIモデルを作成して順位を競うコンペがあり、理論から実装まで理解できとても勉強になりました。
春から編入学の勉強のため、部活動への参加は控えていたのですが、勉強へのモチベーションが下がってしまったので再開することにしました。先週の高専祭では、コロナ禍を経て模擬店の出店ができました。フルキャッシュレスの高専祭で学生や来場者共に戸惑うこともありましたが、金融の新しい世の中を体験できました。

アイコン:高専 Sさん 高専 Sさん

夏に日本を出発し留学が始まりました。家族や身近な友人から離れ、最初は不安も多くあり新しい土地で上手くいく自信がありませんでしたが、徐々に生活に慣れてきました。
学業面では新しいことをたくさん経験し、授業の進め方は日本と違うところが多くありますが、履修中の全ての授業でグループワークがあるため、様々な国籍やバックグラウンドの人とつながる機会が多いです。今学期は主にマーケティング分野の授業を履修しており、日本で得た知識や技術をできるだけクラスメイトと共有するようにしています。
留学を経験し、私はとても成長できていると思います。価値観が変わり、今まで目の前にあった当たり前だと思っていたことが、違う世界から見ると当然のことではなかったと気づきます。寂しい時もありますし、辛い思いもしますが、この一年間の留学には価値があると思うと、毎日努力しようとやる気と楽しみが湧きます。

アイコン:大学3年 Kさん 大学3年 Kさん

大学では、一年次よりも専門科目が増え、日々の勉強がとても面白く感じます。前期には、主に心理学とデザインについて学びました。心理学は以前から興味があり、現在は脳科学と合せて認知や記憶に係る分野を中心に学んでいます。複雑な内容ですが、中には日常生活に役立つ内容もあり、楽しく学習できています。
デザイン面では、手書きの物に加え、プログラミングを用いたアニメーションの製作を行い、様々な手法でデザインについて学んでいます。

アイコン:大学2年 Sさん 大学2年 Sさん

後期になり、数学教師になるという夢に向かって毎日勉強に打ち込んでいます。新たに微分積分や線形代数学などの専門性の高い分野を学ぶ機会が増え、より良い環境のもと学習に専念できています。
別の大学で学んでいた一年を含め、今まで小学生から高校生までの子どもたちの発達段階について勉強していましたが、学ぶうちにもっと幼児期の根本の段階から知りたいと思うようになり、後期から幼児教育専修の授業を受講してみることにしました。
「子育て支援」という授業で最近、「籍を入れずに二児を育てる母親が心身共に疲弊し、育児放棄になりかけている家庭に保育園として何ができるのか、どこまで個人の問題に踏み込んでいくべきなのか」という話を考えました。教員になる上で、初めは幼児期の知識はさほど必要ないと考えていましたが、小中学生の発達段階を考える上で知っておくべきだと知りました。
今後も自分の興味がある分野を、精いっぱい勉強したいです。

アイコン:大学1年 Uさん 大学1年 Uさん