公益財団法人 スズキ教育文化財団

令和7年度奨学生認定証授与式 並びに懇親会を開催

2025.08.26

令和7年度の奨学生認定証授与式と懇親会が開催されました。

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今年度は、新たに高校生41名、大学生3名の計44名を奨学生として認定し、すでに奨学生となっている皆さんと合わせて130名の方々をサポートすることとなりました。

当日は、ご来賓の静岡県教育委員会 教育部参与の宮﨑文秀様、浜松市教育委員会 教育長 野秋愛美様をはじめ、新規奨学生の皆さん、ご引率の先生、既奨学生、卒業した奨学生など、総勢141名という大変多くの皆様にご参加いただきました。

授与式では、財団の森田選考委員長が新規奨学生全員の名前を読み上げ、その後、鈴木理事長より、参加した新規奨学生全員に認定証が手渡されました。

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鈴木理事長は、創業者・鈴木道雄が"織物仕事で苦労している母を楽にしてあげたい"との思いからスズキ株式会社の前身となる事業を創業したことに触れ、「時代の変化に合わせて織機、二輪車、四輪車、船外機、そして世界へと挑戦の幅を広げてきました。しかし、私たちスズキが属する自動車業界は、100年に一度ともいわれる大変革期に入っています。昨日の常識が、今日は通用しない。答えは過去の延長線上には存在しない。自分の頭で非連続に考え、仮説を立て、チャレンジして答えを導き出す力が求められています。116年前のスズキがそうであったように、スタートアップ精神=『やらまいか』精神で失敗を恐れず、道を切り開いてください」と激励しました。

静岡県教育委員会参与の宮﨑氏は、人口減少等の社会の変化を見据え、県内でも未来を切り拓く多様な人材育成が重要とし、「皆さんが日頃感じている、疑問や好奇心に基づき、自ら課題を発見し、仲間と協働しながら、課題解決に導く力を身につけることが大切です。自分自身の興味関心に基づき、身の回りの課題を自分ごととして捉え、さらに学びを深めることで、新たな価値を作り出し社会を切り拓く人材として未来に羽ばたいていくことを心から期待しております」と奨学生にエールを贈りました。

浜松市教育委員会教育長の野秋氏は、奨学生に選ばれたことは、単なる学業成績の優秀さだけでなく、社会貢献への強い意志と学びへの熱意への期待の表れであると強調し、「学業に励み、視野を広げ、自分自身を磨いていってください。そしていつか皆さんが社会の中核となって活躍する日が来たとき、今度は皆さんが次の世代を支援する側に回ってほしいと思います」と述べられました。

授与式終了後の懇親会では、昼食をとりながら同じテーブルの仲間同士での交流の時間。その後、新奨学生が決意表明を、卒業生・大学生が近況報告や経験談、後輩奨学生へのアドバイスなどを行いました。同じ奨学生や先輩方の目標や頑張りを聞き、それぞれに良い刺激を受け取ったことと思います。

また、テーブル対抗のクイズ大会や抽選会も行われました。財団ならではの豆知識が問われ、和気あいあいとした雰囲気で進行。奨学生同士の仲を深めていただくきっかけになったのではないでしょうか。

懇親会終了後、新規の奨学生のみなさんと希望される方で、スズキ歴史館を見学。スズキ株式会社の歴史のみならず、遠州のものづくりの知識や技術に広く触れる時間となりました。

来年もまた奨学生の皆さんと一緒に楽しい時間が過ごせるよう、財団一同願っております。