公益財団法人 スズキ教育文化財団

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奨学生からの手紙Letter from scholars

奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。

大学生からの手紙

大学に進学し一年が経ちました。2年次からはより専門的な学びが増え、教科教育法や専攻に分かれた授業が行われています。教科教育法では、各教科ごとに学習指導要領に沿って、児童の実態を踏まえどのように授業を構成するかなど、学校教育に一歩近づいた学習をしています。また、専攻別の授業では社会専攻に所属しており、日本や世界の歴史・地理についてより専門性の高い授業を受け、知識を深めることができています。より実践的な学びに取り組み、教育現場で力を発揮できるよう多くのことを吸収していきたいと思っています。

アイコン:大学2年 Pさん 大学2年 Pさん

マスク着用が任意になったり、コロナ5類への引き下げに伴い、以前の日常を取り戻しつつあります。
こちらでは、毎日忙しくも充実した日々を過ごしています。2年時ということで専門的な科目が増えますが、頑張りたいと思います。

アイコン:大学2年 Sさん 大学2年 Sさん

気の置けない良き友人と親切な先生方に恵まれ、穏やかに楽しく大学生活をスタートできました。高校時代に引き続き、大学でも学業第一に考え、自分の夢に向かって日々勉学に励んでいきたいと思います。

アイコン:大学1年 Oさん 大学1年 Oさん

私はこの4月、大学に入学しました。入学式は厳かな雰囲気で執り行われ、大学の伝統や校風を肌で感じることができ、これからの大学生活に期待が高まりました。授業も始まり、だんだんと大学生活にも慣れてきました。フランス語の授業は週4回もあり、新しく覚えることが多く大変ですが、授業についていくことができれば、早くフランス語が話せるようになりそうでワクワクしています。
私が大学在学中に挑戦したいことを報告します。1つ目は、長期の海外滞在です。アフリカやヨーロッパなど、行って見たい地域は様々あり、そこで自分の視野を広げ、将来世界の舞台で活躍できる人材になれるよう経験を積みたいと考えています。そのために長期休暇や休学制度を利用し旅行に行きたいと思います。
2つ目はプログラミングの習得です。AIビジネスが盛んになっている現在、AIを正しく運用していくためにも、プログラミングの知識は必要不可欠であると言われています。そこで私は、大学の全学共通科目を利用し、プログラミングの授業を受講しています。この能力は、どんな職業に就くとしても重要になってくるはずなので、しっかりと勉強するつもりです。他にも統計学や数学・物理・生物学・生態学など、学部の主な研究領域以外で興味がある分野も勉強していきたいです。
現時点では、将来は生態系をはじめとした自然環境の保全に携わりたいと考えています。そのために大学では、自分の学部で学べる環境倫理・政策や、他学部の授業等で学べる生態系の構造など、様々なアプローチから環境・生態系について学び、将来世界の環境問題に貢献できる人材を目指していきます。

アイコン:大学1年 Kさん 大学1年 Kさん

いたただいた奨学金により、学業に専念することができています。大学生活をはじめ、部活動など様々な活動にも参加できています。この奨学金を励みに、一生懸命勉学に励みたいと思います。

アイコン:大学1年 Tさん 大学1年 Tさん

私は第一志望の看護大学に入学しました。入学から1か月、学力テストや看護演習などを経験し、看護学生になったことを改めて実感しました。
授業では、看護分野に特化したカリキュラムをこなす必要があります。実習等で辛いことも多いと先生方から聞きましたが、幼いころからの夢である看護師になるために、努力を怠らず勉強します。まずは7月末の期末試験を目標に、どの科目も勉強を頑張りたいです。

アイコン:大学1年 Mさん 大学1年 Mさん

大学に入学し、毎日しっかり講義に出席することができています。高校の頃よりも自分の時間が多いため、予習・復習・課題をしっかりこなすことができています。
サークルは管弦楽団に入り、週2日の活動日に参加しています。寮生活では新歓期が終わり、私は選挙管理委員会の副委員長になりました。選挙が近く準備で忙しい日々を過ごしています。

アイコン:大学1年 Sさん 大学1年 Sさん

大学生活最後の1年が始まりました。自分はずっと学生のような気がしていたので、この1年で学生生活が終わってしまうと考えると少し寂しい気持ちになります。卒業要件単位の数も着々と満たしてきているので、履修する授業の数が少なくなり、学校にいる時間も短くなりました。単位を落とすことが無ければ後期は卒業制作だけになるので、ますます学校に行く日が少なくなりそうです。卒業制作はかなり大変だと先輩や先生から聞いているので、予定通り授業や制作が進むように頑張りたいです。
卒業制作につながる授業として、総合演習があります。私の大学では、総合演習がゼミにあたります。今までの授業とは違い、完全に自由なテーマで制作をするのでとても楽しみです。今のところ、キッチン周りの収納のデザインをする予定です。自分で決めたテーマであり、モチベーションを保ちやすいので、妥協せず完成させたいです。
また、今まで制作した作品をまとめたポートフォリオやESの作成など、就活にも手を付けています。周りより遅れをとっていますが、焦って自分の適性や興味のない業界で働くのは精神的に良くないと思うので、自分のペースを崩さず、遅れすぎず就活に臨んでいます。自分が納得できる企業に出会うまで、気落ちせず続けていきたいです。次の近況報告で良い報告ができればと思っています。
春休みには、父と東京の親戚に会いに行きました。親戚に合うのは久しぶりで、中学3年生の頃以来になります。今まで見たことが無かった写真や私が昔描いた絵、読んでいた絵本などを見せてもらい、とても懐かしく、長い間会っていなかった私との思い出の物を大切にとっておいてくれたことがとても嬉しかったです。父も私も人とコミュニケーションをとることが苦手で、関わり方がわからずあまり連絡の取れない時期もありましたが、大人になって以前よりも対等な立場でコミュニケーションがとれるようになった気がします。このまま良い関係が築けるような気がするので、また夏休みに会いに行こうと考えています。
最近ではマスクの着用制限も緩和され、長距離の移動も解禁されてきたことが嬉しいです。ニューノーマルが定着しきる前に、このままコロナが収束して、数年前の生活が戻ってくることを願っています。

アイコン:大学4年 Iさん 大学4年 Iさん

大学に入学してから1年が経ち、様々な経験をすることができました。一人暮らしから始まり、アルバイト、学校生活では部活で水泳を続けるなど、自分で決断し行動することが数多くありました。不安もたくさんありましたが、離れて暮らしいる母や周りの人が助けてくれて、乗り越えられたと思っています。一人暮らしをするにも学校生活を送るにも金銭的な負担もありますが、貴財団の支えもあり、自分がやりたいことに挑戦できました。本当にありがとうございます。
もうすぐ大学でコース選択があります。自分の中で夢や将来のことがまだわからないので、少しずつ探っていこうと思います。そしてこれから大学生活で挑戦したいこともあるので、実現できるよう調べ、行動していきたいです。1年生を振り返り、勉強面では自分なりに頑張れたと思います。今後はより一層専門科目が増えるので、しっかりと頑張ります。
また、昨年授与式で知り合った高校奨学生に、大学受験のアドバイスをさせていただきました。その方から大学合格の報告もいただき、交流の面でも良い機会をいただきました。ありがとうございます。

アイコン:大学2年 Aさん 大学2年 Aさん

コロナワクチンの大規模接種の効果でしょうか、コロナ禍も収束に向かっているように感じます。私の大学でもワクチンの接種を実施していましたが、レポート提出期間と重なり、地元で摂取しました。現在は緊急事態宣言が解除され対面授業もできるようになり、実験も行っています。オンラインにはオンラインの、対面には対面の良さがありますが、実験は実際に操作することの意義が大きいです。機器の使い方や、試薬の色変化・匂いはオンラインでは体感できないため、様々な考察ができて楽しいです。
3年生の後期では、実験以外は全て選択科目となります。卒業要件はあと数科目で満たせるので、視野を広げるために他学部履修をすることにしました。文学部の基礎心理学を受講する際には、脳波を分析する機器にMRIやNIRSが登場しました。普段は対象を自然科学としている点が、文系科目では視点が変わり興味深いです。
10月にはノーベル賞が発表され、私の大学の先生が化学賞を受賞されました。身近なところからの受賞で驚きましたが、私の大学の化学科は世界最先端の研究をしていることを改めて実感しました。これからもノーベル賞受賞者を輩出する可能性に期待が高まります。

アイコン:大学3年 Kさん 大学3年 Kさん