公益財団法人 スズキ教育文化財団

  1. 公益財団法人 スズキ教育文化財団
  2. 奨学生からの手紙
  3. 大学生から

奨学生からの手紙Letter from scholars

奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。

大学生からの手紙

大学3年生の後期になり、研究室に配属されました。これからは自分が関心のある分野について深く学ぶことができるので、この1年と半年の期間を充実したものにしたいと考えています。現在は社会学について広く学んでおり、卒業研究としては、ジェンダーに関して、特にセクシャルマイノリティについて取り上げたいと思います。私がこの分野を学びたいと思ったのは、授業で当事者の方と関わる機械があったこと、現在同性婚やトランスジェンダーが社会問題となっていることが理由です。卒業研究では「フィールドリサーチ」で学んだことを活かし、インタビュー調査やアンケート調査を行いたいと考えています。
また現在、多くのインターンシップに参加しており、自分が将来について具体的なイメージを持ち始めました。冬季も積極的にインターンシップに参加するとともに、自己理解を深めていきたいです。

アイコン:大学3年 Mさん 大学3年 Mさん

現在資格取得やTOEICの勉強に勤しんおり、今回の奨学金が、これからの目標に大きく役立つことを確信しています。

アイコン:大学1年 Tさん 大学1年 Tさん

7月の懇親会では、財団関係者の皆様や、奨学生の皆様にお会いすることができ、大変嬉しく思いました。新規奨学生の志を聞き、また自身も財団の皆様とお話をすることで、目標に向け精進しようと改めて思いました。
勉学の秋となり、試験に向け日々勉強に励んでおります。予備校では論文試験対策の授業が始まり、自分の知識不足や答案を上手く書けないもどかしさを痛感するばかりです。自分に合う勉強法を模索し、着実に力を付けられるよう励んでおります。
勉強量が膨大で辛くなることもありますが、最近は勉強できることをとても嬉しく感じています。理由は二つあり、一つ目は、勉強中は自分を大切にできていると感じるからです。私は普段、謙遜したり人に気をつかいすぎることも多いのですが、勉強している間はしっかり自分と向き合い、自分のために時間を使うことができています。二つ目は、将来やりたいことが明確になってきたからです。三年次からゼミが始まるにあたり、夏休み明けから本格的にゼミ選びを始めました。試験勉強に追われて将来の夢を考える時間がとれていなかった中、再度自分のやりたいことを認識することができ、勉強のモチベーションになっています。これからゼミの選考が始まるので、希望するゼミに入れるよう頑張ります。
サークルやアルバイトも変わらず続けており、二年生になってから、より一層充実した大学生活を過ごせています。

アイコン:大学2年 Kさん 大学2年 Kさん

夏に日本を出発し留学が始まりました。家族や身近な友人から離れ、最初は不安も多くあり新しい土地で上手くいく自信がありませんでしたが、徐々に生活に慣れてきました。
学業面では新しいことをたくさん経験し、授業の進め方は日本と違うところが多くありますが、履修中の全ての授業でグループワークがあるため、様々な国籍やバックグラウンドの人とつながる機会が多いです。今学期は主にマーケティング分野の授業を履修しており、日本で得た知識や技術をできるだけクラスメイトと共有するようにしています。
留学を経験し、私はとても成長できていると思います。価値観が変わり、今まで目の前にあった当たり前だと思っていたことが、違う世界から見ると当然のことではなかったと気づきます。寂しい時もありますし、辛い思いもしますが、この一年間の留学には価値があると思うと、毎日努力しようとやる気と楽しみが湧きます。

アイコン:大学3年 Kさん 大学3年 Kさん

大学では、一年次よりも専門科目が増え、日々の勉強がとても面白く感じます。前期には、主に心理学とデザインについて学びました。心理学は以前から興味があり、現在は脳科学と合せて認知や記憶に係る分野を中心に学んでいます。複雑な内容ですが、中には日常生活に役立つ内容もあり、楽しく学習できています。
デザイン面では、手書きの物に加え、プログラミングを用いたアニメーションの製作を行い、様々な手法でデザインについて学んでいます。

アイコン:大学2年 Sさん 大学2年 Sさん

後期になり、数学教師になるという夢に向かって毎日勉強に打ち込んでいます。新たに微分積分や線形代数学などの専門性の高い分野を学ぶ機会が増え、より良い環境のもと学習に専念できています。
別の大学で学んでいた一年を含め、今まで小学生から高校生までの子どもたちの発達段階について勉強していましたが、学ぶうちにもっと幼児期の根本の段階から知りたいと思うようになり、後期から幼児教育専修の授業を受講してみることにしました。
「子育て支援」という授業で最近、「籍を入れずに二児を育てる母親が心身共に疲弊し、育児放棄になりかけている家庭に保育園として何ができるのか、どこまで個人の問題に踏み込んでいくべきなのか」という話を考えました。教員になる上で、初めは幼児期の知識はさほど必要ないと考えていましたが、小中学生の発達段階を考える上で知っておくべきだと知りました。
今後も自分の興味がある分野を、精いっぱい勉強したいです。

アイコン:大学1年 Uさん 大学1年 Uさん

夏休みが終わり、後期の授業がスタートしてから約一か月が経ちました。大学では引き続き物理、数学、英語を勉強しており、また前期に引き続き配属希望の研究室を探すため、様々な分野の物理の授業を履修しています。今まで必修授業で触れたことのない魅力的な理論に出会い、どの研究室に行こうかとても悩んでいます。希望する研究室に行けるかどうかの判定に用いる成績はもう決定しており、第一希望の研究室に行けるかどうかの判定にそれほど困らない程度の成績に収まりました。ですが、4年生に進級するためには落単してはならない科目がいくつかあり、また1タームあたりの履修単位数が今までで最も多く、必要な勉強量も増えたので油断できない状況です。
また、私生活ではアパートで独り暮らしを始めて1年が経ちました。当初心配していた家事もきちんとできており、自炊も楽しめています。以前住んでいた場所よりも大学や駅、スーパーに近く、とても住み心地が良いです。段々寒くなってきたので、体調に気を付けて勉強に励んでまいりたいと思います。

アイコン:大学3年 Mさん 大学3年 Mさん
  • 1