公益財団法人 スズキ教育文化財団

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奨学生からの手紙Letter from scholars

奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。

大学生からの手紙

今年の7月に就職先が決まりました。私は幼い頃より、教師になることを志望しており、今もその目標は変わっていません。ただ、私は、子供に将来の予測不可能な社会を生き抜く力を培ってもらいたいと強く思っており、そのためにはまず自分が激しい変化の中に身を置く必要があると思いこの決断をしました。そこで得た知見を活かして、将来教員になろうと考えています。

アイコン:大学4年 Oさん 大学4年 Oさん

大学は後期に入り対面授業がはじまって、やっと学校へ通えるようになりました。学校へ通うことも朝が早かったり、荷物が多かったりと、オンライン授業と同じくらい大変ですが、新しく友達も増え、充実した毎日を送っています。また、授業は対面で学校の工房が使用できるので、前期とはうってかわって、今までにやったことのない実習がたくさん受けられるようになっています。大学は高校までとは違って、自分で撮りたい授業を取ったり、個人製作のために工房を使ったりすることができるので、自分の好きな分野を見極め掘り下げてしっかり学び自分のものにしたいです。

アイコン:大学1年 Iさん 大学1年 Iさん

11月から〇〇研究室に配属され研究をしています。まだわからないことだらけで、日々勉強不足を感じますが、研究を通して、社会に貢献できるよう精一杯励んでいます。研究室の先生、先輩方は皆さんとても優しく、また大学に通うことを再開でき毎日が充実しています。

アイコン:大学2年 Kさん 大学2年 Kさん

静岡から出て約半年が経ちました。一人で生活していく中で、今まで見えていなかった自分の姿を段々と見ることが出来ています。経営学部に所属し、入学当初は地域経営についての関心が高くありました。しかし、将来の姿や自分の好きなことを考えたときに学部の勉強は勿論のこと、海外に関心を持つ気持ちが忘れられずにいます。高校1年の時にアメリカにホームステイした時から、日本の文化や、物事の考え方の違いに驚き憧れた気持ちがずっと残っています。もう一度現地に行って生活してみたいと思う気持ちがあります。この気持ちは社会人になっても忘れることはないと思っています。長期休みを使って現地に行くのが今の目標です。英語の勉強はモチベーションを高く、毎日少しづつ成長していきたいです。

アイコン:大学1年 Iさん 大学1年 Iさん

せっかくなので前期の期間に化学とは関係ないことを調べてみました。もともと数学が一番好きでしたが、職業的に選択肢が狭いと思って数学科を敬遠していました。しかし色々調べてみると、数学を用いる職業が意外とあることを知って、勝手な思い込みは良くなかったと感じました。これは将来を決める上でとても参考になり、1つのターニングポイントになったと思います。また化学だけの話になった時も、興味のある分野が変わりました。以前は有機化学としましたが、新しく増えた分析化学に興味を持ちました。高校で理論化学をやって化学の中で最も成績が良かったのですが、その中に分析化学と物理化学があり、範囲が絞れてより面白く感じました。コロナ渦の今、自分を見つめ直すと色々なことがわかって良い経験になりました。

アイコン:大学1年 Iさん 大学1年 Iさん

私は後期に入り東京へ戻り、アルバイトをしながらオンライン授業を受けております。学部や学年によっては一部対面授業が再開されましたが、私は全てオンライン授業のため、前期の間とほとんど変わらない生活を送っております。オンライン授業は自分のペースで勉強できるという利点はありますが、周りに誰もいない中で、一人で授業を受けるのはやはり寂しいです。寮の友人や比較的近い場所に住む友人には会えますが、遠い場所に住む友人は1月のテスト以降会えていないため、早く対面授業が全面的に再開できることを祈っています。そして、9月にIELTSの試験を受けてきました。高いスコアではありませんでしたが、留学に行く最低条件は満たすことが出来ました。来年夏の出発を考えているので、早くコロナウイルスが収束してほしいです。もし延期となった場合はもう一度IELTSを受けてスコアアップを目指します。私はリスニングとスピーキングが苦手なため、授業や課題の間に英語のニュースをきいたり、留学生と英語で話したりして対策しています。

アイコン:大学2年 Sさん 大学2年 Sさん

10月から後期となり対面での授業が半分だけですが始まりました。入学してから半年たち、やっと学校に通学するという当たり前のことが出来るようになりました。新しい友人も増え、新生活が始まったという気分で充実した生活を送っています。最近またコロナウイルスの流行が広がりオンラインでの講義が増えるのではないかと心配ですが、このような状況だからこそ1日1日を大切にしなければいけないと強く感じます。

アイコン:大学3年 Sさん 大学3年 Sさん

大学生活もこの10月から普段通りの再開をしました。今は2月の卒論研究に向けて実験を進めつつ、バイオインフォマティクスの勉強をして資格を取ろうと思っています。将来の夢についても具体的に考え始め、今扱っている生物ビッグデータにとどまらず、様々なビッグデータを扱える職種に就きたいと考えています。

アイコン:大学4年 Oさん 大学4年 Oさん

後期の講義が始まり、前期と比べて大学で受講する機会が少しずつ増えてきました。先生や友人と直接会って話をしたり、質問したりすることができるのは、対面授業の利点であり、そこから得られるものは多いです。大学の教職員の方々の感染症対策により、可能な範囲で大学内で受講、実習ができているので、そのようなことに感謝の気持ちを忘れずに取り組みたいです。また、後期から研究室に仮所属して、研究の基礎を学ぶ授業を選択しました。この授業では担任の先生から、研究に必要な知識を学ぶことや、先輩の研究を手伝うことなどをします。4年生では、卒業研究を行い、その成果を卒業論文にまとめます。限られた時間の中で研究を行い、その成果をまとめることは大変だと思います。早くから研究の初歩や研究室の雰囲気を知り、来年の研究活動に役立てることができるように、積極的に取り組みたいです。

アイコン:大学3年 Oさん 大学3年 Oさん

今年度は懇親会がなくなってしまいましたが、動画を拝見し、自分が新規奨学生の頃を思い出しました。また、理事長のメッセージでは、人間関係の形成の大切さを再認識しました。残りの大学生活で様々な経験を積み、よりよい人間関係を形成できるような力を身に着けたいです。

アイコン:大学3年 Oさん 大学3年 Oさん