公益財団法人 スズキ教育文化財団

  1. 公益財団法人 スズキ教育文化財団
  2. 奨学生からの手紙
  3. 大学生から

奨学生からの手紙Letter from scholars

奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。

大学生からの手紙

新年度が始まり、研究室へ配属されました。奨学金を申請する際、大学でやりたいこととして「電磁波工学実験室で研究をしたい」と述べさせていただきましたが、無事、電磁波工学実験室へ入ることができました。現在では、毎日論文を読んだり、実験を行ったりと忙しい日々を過ごしていますが、とても充実しています。
昨年度はコロナの影響で学校に通うことが困難で、オンライン授業への不慣れさや、級友に会うことができず、やるせない気持ちで終わってしまいましたが、今年度は研究を中心に頑張りたいと思います。

アイコン:大学4年 Sさん 大学4年 Sさん

年が明け、振袖を着て写真を撮るだけで済ませてしまいましたが、成人祝いをしてもらいました。このご時世のため、母校の同窓会は中止となりましたが、友人数人と成人式当日に会うことができ、嬉しかったです。改めてこの20年間、多くの人に支えられてきたのだと実感しました。特に両親は、幼いころから私が「やりたい」といったことを尊重し、応援してきてくれました。こうして東京で一人暮らしをして大学に通えているのも両親のおかげであることを忘れずに、日々を過ごしていきたいです。
さて、3年生に進級し、ゼミが始まりました。様々なゼミがあり迷いましたが、入学当初から北朝鮮の拉致問題に関心を持ち、国際関係を研究したいと考えていたため、国際問題について議論するゼミに入りました。まだ始まったばかりですが、様々な人の考えに触れることができ、刺激になっています。周りのレベルの高さに圧倒されることもありますが、互いに切磋琢磨し合いながら議論を深めていけたらと思います。
また、現在「ジャーナリズム実践論」という授業を履修しています。現役新聞記者の方が実際に記事をどう書くのか、そして学生たちが書いた記事を添削してくださるという大変貴重な機会で、毎週様々な発見があり、興味深いです。将来の職業についてはまだはっきりしていませんが、この授業を参考にじっくり考えていきたいと思います。

アイコン:大学3年 Sさん 大学3年 Sさん

ついにコロナ禍での生活も1年を超えてしまい、振返ってみるとこの1年は、学習面でも精神面でもなかなか思うようにいかなかったと感じます。1年間ずっとオンライン授業が続き、講義室に赴いて講義を受けることで学習のリズムが形成されていた私にとっては、勉強に集中することが難しい1年でした。日常生活でも在宅での活動が基本となっていて、アルバイトの塾講師以外ではほぼ外出もせず、単調な日々を送ることが非常に億劫になってきました。
そんな中でこの春休みから研究室が始まり、日常生活が動き始めました。今のところは、1年間で鈍った体を慣らすことに非常に苦労しています。私が配属された研究室は、主に心臓関連の細胞の研究を行っており、新しく入ってくる膨大な量の知識を吸収することが大変です。ただ、この1年で感じることのなかった新鮮味に触れられることが、非常に良い経験になっており、近々個人の研究テーマをいただけるということで、より一層精進しなければいけないなと、気が引き締まる思いです。

アイコン:大学4年 Tさん 大学4年 Tさん

私はTOEICテストを控えており、目標点を決めて学習に取り組んでいます。春休みから計画を立て進めてきたものの、学校での授業が始まってからは、春休みよりも学習時間が減ってしまい不安な気持ちになっています。今年の夏休みには、日商簿記検定の取得を目指し注力したいため、今回のTOEICテストで目標点に達し、資格勉強の一端の区切りにしたいと考えております。

アイコン:大学2年 Iさん 大学2年 Iさん

緊急事態宣言が出ている中、制限はありますが部活動を行うことができています。活動中止の他大学も多い中、私の大学は感染対策をしながら練習を行えているので、活動できることに感謝し、最後まで頑張りたいと思います。
また、学校ではゼミを対面で行うことができ、学食も再開しており、充実した日々を送っています。ゼミではグループ研究を進めるために毎日論文を読んでおり、とても忙しくなってきています。これから本格的に就活が始まるので、時間管理には一層気を付けたいと思います。

アイコン:大学3年 Hさん 大学3年 Hさん

最近大学では、低学年中心に一部対面授業が再開し、大学に活気が戻ってきました。4年生も1講座のみですが対面授業があり、研究室以外の同期と話せる貴重な機会になっています。4年生になれば、もう少し授業が減るかなと思っていましたが、まだまだ授業が残っており、今後はそれに加え、来年の実習に向けての事前実習等が待ち受けています。研究との両立が難しく、なかなか思うように実験ができない日々が続いていますが、どこかで良い塩梅を見つけて両立していけるように頑張ります。

アイコン:大学4年 Kさん 大学4年 Kさん

前年度は秋に対面での実験が行われていましたが、新型コロナウィルス感染者数の増加によって、冬はオンラインでの講義になりました。実際に器具を触らないとわからない難しさや考察があるため、とても残念でした。今年の冬は比較的暖かく地面が滑りやすかったため、登校回数が減ったのは少しうれしく思いました。
春休みは学科の同期とワカサギ釣りに行きました。人生初のワカサギ釣りでしたが、1人30匹ほど釣れる大漁で、その場で揚げてもらったワカサギがとてもおいしかったです。また、ワカサギ釣りは1人1穴で行うため、ソーシャルディスタンスも保つことができ、このご時世でも楽しめました。自分で好きなところに穴を開けさせてもらえたことも、貴重な体験となりました。
春になり、3年生になったため、講義の内容もより専門的になりました。深い理解が必要な科目が多く、ついていくのが大変ですが、質問対応の時間に議論が盛んに行われているため楽しいです。また、秋には研究室決めがあるため、自分の興味のある学問分野を絞っていけたらいいなと思います。

アイコン:大学3年 Kさん 大学3年 Kさん

新学期が始まり、約1か月が経ちました。今年度はオンラインで実施する授業が減り、ほぼ全てが対面授業になりました。しかし、最近では新型コロナウィルスの感染状況が全国で悪化し、対面で行われていた授業もオンラインに切り替える先生方もいらっしゃいます。
今年度の後期には、教育実習も行う予定です。現場の先生方の一日の様子を観察できる貴重な機会ですが、コロナの影響でその経験を得る機会が少なくなってしまう恐れがあることに不安を感じています。
また、今年度から新しくサークルに入りました。教職サークルという、人前で話す力や板書をする力など、教師に必要な技術・力を鍛えることのできるサークルです。同じく教員を目指す先輩方や仲間が多く、教職や大学の授業、教育実習に関する情報をたくさん得ることができます。このようなことを学べる授業はあまりないため、このサークルで学んだことが、将来必ず役立つと思います。
今自分にできることを精一杯やりきりたいと思います。

アイコン:大学2年 Sさん 大学2年 Sさん

春休みが終わってしばらく経ち、2年から始まった授業も本格的に動き出してきました。1年後期では途中から禁止になっていたサークル活動や、春休みから始めたアルバイトも大学生活に加わり、授業以外でも忙しく過ごしています。
サークルでは、先輩方にスケッチや課題を見てもらいながら、技術の向上を目指しています。授業の延長のようで大変なときもありますが、色々な話を聞いたり、指導をいただくことで、有意義な時間を過ごせていると感じます。
アルバイトでは、新しく大学1年生の方が入ってきました。仕事を教えたり、アドバイスしたりしながら自分の仕事もこなすのはとても大変ですが、同時にやりがいも感じます。元々少し忙しいくらいが好きなので、暇になるより良いです。もうすぐ忙しい時期になるので、それまでに私ももっと仕事をこなせるようにならなければと思います。
対面授業、サークル、バイトとやっと大学生らしい学生生活が送れるようになりました。ぼうっと過ごしていると前期もあっという間に終わってしまうので、自分のやるべきこと、やりたいことを明確にして、それらを達成できるように頑張っていきます。

アイコン:大学2年 Iさん 大学2年 Iさん

学年が上がり、最終学年である4年生になりました。研究生活も本格化し、至らない点を多々感じる日々ではありますが、充実した学びを得ることができています。将来の目標である研究者になるため、大学院入試を突破できるよう、これまでより一層、学びに力を入れていきたいと思います。

アイコン:大学4年 Uさん 大学4年 Uさん