公益財団法人 スズキ教育文化財団

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奨学生からの手紙Letter from scholars

奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。

大学生からの手紙

4年生の前期から夏休みにかけ就職活動を終えましたが、今度は卒業制作に追われています。卒業制作ではチョークイベントとチョークホルダーを扱っており、今はチョークホルダーの試作段階が終わろうというところです。これまでに学んだことの集大成として制作を行いたい半面、自由にテーマやコンセプトを設定して制作できる最後の機会でもあるので、今までやってこなかったことにもチャレンジしたいと考えています。今までの制作と同様立体物を制作するのですが、素材や細かな形状の調節など、これまで手を付けていなかった部分にも気を配っています。
また、展示やプレゼンに苦手意識があったのですが、卒業制作では悔いを残さないよう万全の準備をして、実演をする点字にもチャレンジしたいと思っています。先週の中間発表では、先生方が「自分がアクセルを踏むべきところで踏めるように」とおっしゃっていました。これから試作の仕上げと展示内容の精査に入りますが、苦手意識があった展示の部分でしっかりアクセルを踏み進めるよう気を引き締めたいです。
卒業を間近に控えている今、学生生活を振り返ると色々なことが思い出されます。コロナ禍で入学式もできず区切りの無いまま始まった大学生活は、最初こそずっと家に引きこもって課題をやり続ける状態でしたが、後期からは学校に通えるようになり、やっと友達や先生方と顔を合わせることができました。一方でコロナによる行動制限は厳しく4年生になるまで続きましたが、卒業までの半年間はほぼ規制の無い中で過ごすことができ嬉しく思っています。特に規制が緩くなり有難かったのは交友関係です。今までも友達とは仲良くしていましたが、マスクやパーテーションが無くなったことで更に距離が縮まったように感じます。話の内容がしっかり伝わること、一緒にご飯を食べること、相手の表情が読み取れることがコミュニケーションにおいて重要であることを身をもって実感できました。
そして私がこの4年間安心して大学生活を送ることができたのは、財団のご支援のおかげです。高校生の頃から数えると、もう7年のお付き合いとなります。言葉にするととても長くて驚きますが、体感ではあっという間でした。そんな7年間、私の学生生活を支えていただき本当にありがとうございました。残り少ない学生生活も無駄にならないよう、様々なことに全力で取り組んでいきます。

アイコン:大学4年 Iさん 大学4年 Iさん

大学生活も残り半年を切り、三年半過ごした日々を懐かしく思うようになりました。コロナ禍とともに始まった大学生活ではありましたが、このように懐かしく思えるような日々を過ごせたことを嬉しく思っています。
現在は就職活動を終え、卒論の執筆を行い、卒業準備を進めています。経営工学を扱うゼミにて、プロジェクトマネジメント分野のセルフプロジェクトマネジメントに関して研究をしています。これまで個人として目標を掲げ挑戦することは多くありましたが、成功することばかりではありませんでした。これから先、会社組織にて行うプロジェクト、個人で行うプロジェクトにおいて目標達成に向けてどのようにプロジェクトを管理すべきなのかを研究し、自身に活かしていきたいと考えています。
学生生活をしながらこの近況報告をすることも残りわずかですが、社会人となっても皆様への感謝の気持ちを忘れることなく過ごしていきたいと思います。

アイコン:大学4年 Iさん 大学4年 Iさん

早いもので、財団の奨学金をいただけることになったことを知った日から四年の月日が経ちました。これが最後の近況報告のお手紙だと思うと、寂しい気持ちがこみ上げてきます。あの日から少しは成長できたのか自問自答しながらも、皆様のご支援と期待に応えるため、より一層精進していきます。
大学生活も終わりに近づいてきました。前期に中学校実習と教員採用試験を終え、後期に教員採用試験の合格通知をいただきほっと一息つく間もなく、日々の授業や課題、卒業論文に勤しんでいます。大学4年にもなり、少しは時間と心に余裕ができると思いきや、色々なものに追われる毎日です。この大学生活が終わりに近づいていることを思い出すと、楽しかった日々が胸をよぎり、「もっとこうしたかった」「あれがしたかった」という思いも湧き上がってきます。
来年度からは大学院での生活が待っています。今よりも大変なことや難しいことがあると思いますが、これまで積み重ねてきたものを忘れずに、自分の目指す教育の実現のため、これからも努力し成長していきます。

アイコン:大学4年 Sさん 大学4年 Sさん

大学に進学し一年が経ちました。2年次からはより専門的な学びが増え、教科教育法や専攻に分かれた授業が行われています。教科教育法では、各教科ごとに学習指導要領に沿って、児童の実態を踏まえどのように授業を構成するかなど、学校教育に一歩近づいた学習をしています。また、専攻別の授業では社会専攻に所属しており、日本や世界の歴史・地理についてより専門性の高い授業を受け、知識を深めることができています。より実践的な学びに取り組み、教育現場で力を発揮できるよう多くのことを吸収していきたいと思っています。

アイコン:大学2年 Pさん 大学2年 Pさん

マスク着用が任意になったり、コロナ5類への引き下げに伴い、以前の日常を取り戻しつつあります。
こちらでは、毎日忙しくも充実した日々を過ごしています。2年時ということで専門的な科目が増えますが、頑張りたいと思います。

アイコン:大学2年 Sさん 大学2年 Sさん

気の置けない良き友人と親切な先生方に恵まれ、穏やかに楽しく大学生活をスタートできました。高校時代に引き続き、大学でも学業第一に考え、自分の夢に向かって日々勉学に励んでいきたいと思います。

アイコン:大学1年 Oさん 大学1年 Oさん

私はこの4月、大学に入学しました。入学式は厳かな雰囲気で執り行われ、大学の伝統や校風を肌で感じることができ、これからの大学生活に期待が高まりました。授業も始まり、だんだんと大学生活にも慣れてきました。フランス語の授業は週4回もあり、新しく覚えることが多く大変ですが、授業についていくことができれば、早くフランス語が話せるようになりそうでワクワクしています。
私が大学在学中に挑戦したいことを報告します。1つ目は、長期の海外滞在です。アフリカやヨーロッパなど、行って見たい地域は様々あり、そこで自分の視野を広げ、将来世界の舞台で活躍できる人材になれるよう経験を積みたいと考えています。そのために長期休暇や休学制度を利用し旅行に行きたいと思います。
2つ目はプログラミングの習得です。AIビジネスが盛んになっている現在、AIを正しく運用していくためにも、プログラミングの知識は必要不可欠であると言われています。そこで私は、大学の全学共通科目を利用し、プログラミングの授業を受講しています。この能力は、どんな職業に就くとしても重要になってくるはずなので、しっかりと勉強するつもりです。他にも統計学や数学・物理・生物学・生態学など、学部の主な研究領域以外で興味がある分野も勉強していきたいです。
現時点では、将来は生態系をはじめとした自然環境の保全に携わりたいと考えています。そのために大学では、自分の学部で学べる環境倫理・政策や、他学部の授業等で学べる生態系の構造など、様々なアプローチから環境・生態系について学び、将来世界の環境問題に貢献できる人材を目指していきます。

アイコン:大学1年 Kさん 大学1年 Kさん

いたただいた奨学金により、学業に専念することができています。大学生活をはじめ、部活動など様々な活動にも参加できています。この奨学金を励みに、一生懸命勉学に励みたいと思います。

アイコン:大学1年 Tさん 大学1年 Tさん

私は第一志望の看護大学に入学しました。入学から1か月、学力テストや看護演習などを経験し、看護学生になったことを改めて実感しました。
授業では、看護分野に特化したカリキュラムをこなす必要があります。実習等で辛いことも多いと先生方から聞きましたが、幼いころからの夢である看護師になるために、努力を怠らず勉強します。まずは7月末の期末試験を目標に、どの科目も勉強を頑張りたいです。

アイコン:大学1年 Mさん 大学1年 Mさん

大学に入学し、毎日しっかり講義に出席することができています。高校の頃よりも自分の時間が多いため、予習・復習・課題をしっかりこなすことができています。
サークルは管弦楽団に入り、週2日の活動日に参加しています。寮生活では新歓期が終わり、私は選挙管理委員会の副委員長になりました。選挙が近く準備で忙しい日々を過ごしています。

アイコン:大学1年 Sさん 大学1年 Sさん