公益財団法人 スズキ教育文化財団

特別支援学校支援事業の寄贈式を開催

2020.02.12

2月5日(水)に、当財団の新規事業である特別支援学校支援事業の寄贈式を開催いたしました。rijityou.jpg

第1回目となる今回は、静岡県内の特別支援学校24校のPTA様へ、児童・生徒の皆さんが学校で使用する遊具や楽器、運動器具などを寄贈いたします。贈式には、ご来賓の静岡県教育委員会事務局 特別支援教育課 指導監の山田様をはじめ、PTA代表者や学校関係者など58名に出席いただきました。寄贈式では、財団理事長が「ぜひ、児童・生徒の皆さまが学習・スポーツを通じて新たな可能性を見出せるよう、様々な場面でご活用ください。子供たちが自分の夢を叶え、将来それぞれの場で活躍できるように微力ながらお手伝いして参ります。」と挨拶し、全寄贈先と寄贈品の紹介のと、代表して浜松特別支援学校PTA会長の飯尾様に目録を贈呈しました。

寄贈先を代表して、静岡県立浜松特別支援学校校長の山田様より「寄贈される遊具は、体の動かし方や友達と関わる力、自分で判断する力を養うのにピッタリなものです。子どもたちがここで培った力を土台に成長し、それぞれが自分の力にあわせて、働く人、自立した人に育っていくよう活用していきます。」とご挨拶いただきました。kizou.jpg

続いてご来賓の特別支援教育課 指導監の山田様からは、「本日寄贈いただいたものは、このようなものがあったら子供たちが楽しめる。もっと活動が活発になり、経験が増えてできることが増えていく。友達とのかかわりが増え、学習や生活が豊かになっていく。そういうものばかりです。子どもたちのさらなる成長とともに教員のさらなる指導力の向上にもつながるよう有効に使用させていただきたいと思います。」とのお言葉をいただきました。

寄贈式終了後の交流会では、特別支援学校の卒業生たちが働いている「スズキ農園」のイチゴを召し上がっていただきながら、スズキ株式会社やスズキの関係会社で活躍している卒業生たちの様子を紹介しました。

また、すでに寄贈品をご使用いただいている学校からは、子供たちが遊具で遊んでいる様子の写真や子供たちからのお手紙などうれしい報告をいただきました。

来年も子供たちの笑顔につながるお手伝いを続けてまいりたいと思います。